筋トレ

合トレのメリット・デメリットは?【結論:デメリットの要素が強い】

合トレって補助がついて、いつもより追い込めるからメリットしか無さそうだけど、デメリットはなにかある?合トレの効果を最大限に発揮するためには、どうすればいい?

今回は、このような疑問にお答えする記事となっています。

合トレにはメリット・デメリットが存在するので正しく理解して、うまく使い分けていきましょう。

先に、結論を述べます。

合トレのメリット

  • 新鮮な刺激を得られる
  • 新たな知識の共有ができる
  • 距離を縮められる

合トレのデメリット

  • 積み重ねられない
  • 補助に頼りきってしまう
  • 自分のペースでやれない

複数人で行う合トレはメリットばかりのように思えますが、意外にデメリットの要素も大きいです。

合トレのメリット・デメリットを正しく理解して、効果的な筋トレに繋げていきましょう。

合トレに頼らず、一人で筋トレをする際に効果を上げるとっておきの方法も解説しますので、最後まで読んでくださいね。

合トレのメリット

筋トレに限らず、数人で切磋琢磨してなにかを行うと普段以上の効果が期待できますよね。

合トレは単純に追い込めるだけでなく、効果が期待できる明確な理由があるので解説していきます。

新鮮な刺激を得られる

一人で行う筋トレでは味わえない新鮮な刺激を得られるのは、合トレの最大の魅力。

合トレで味わえる新鮮な刺激は下記です。

  • 限界をむかえた後に、補助者に1,2レップ追加で追い込んでもらう
  • 単独では恐怖で扱えない重量を使用して高重量を体感する
  • 普段やらない種目をやれる

新鮮な刺激を得られる一方、身体には大きな負担がかかるので、怪我をしないよう注意して行いましょう。

新たな知識の共有ができる

筋トレは同じ種目をやっていても、人によって細かいやり方や感覚が違ってきます。

言葉だけでなく、実践しながら知識の共有ができるので、なにかきっかけを掴む新たな知識の共有ができるのは合トレのメリットですね。

後ほど述べますが、これは自分よりもレベルの高い人と合トレを行うことで効果が増すでしょう。

距離を縮められる

楽しく合トレができると、かなり距離を縮められます。

なぜなら、筋トレ中はお互いにテンションが上がっており、追い込みあうことで心身ともに気持ちよくなれるからです。

マンガでケンカをした後にお互いを認め合って、仲良くなるシーンを見たことがある方は多いと思います。

合トレも、お互い全てを出し切ってスッキリする、といった点ではあれと似たような部分がありますね。

合トレメリットばかりじゃん!

と思う方も多いと思いますが、ちゃんとデメリットも存在します。

むしろ『デメリットの方が大きい』と私は感じています。

解説していきましょう。

合トレのデメリット

メリットばかりに思える合トレですが、人によってはおすすめできない理由があります。

貴重な一回の筋トレを不完全燃焼で終わらせないためにも、合トレのデメリットを正しく理解していきましょう。

積み重ねられない

筋トレは一回のトレーニングの積み重ねが大事ですが、合トレは積み重ねることができません。

なぜなら、同じパートナーと毎回合トレをできる方は少ないから。

合トレでめちゃくちゃ良い筋トレができたとしても、一回のトレーニングで身体は変化しません。

最短で筋肉を付けたいのであれば、一回きりの積み重ねられない合トレで、貴重な筋トレ機会を消化するのはもったいないです。

積み重ねられる一人で行う筋トレの質を上げていくほうが、効率的といえますね。

補助に頼ってしまう

合トレの魅力でもある補助者の存在はデメリットにもなりかねません。

その理由はこちらです。

  • 補助に頼ってしまい力を出し切ったつもりになる
  • 自力で挙げることで成長できる部分をスキップしてしまう恐れがある
  • 補助が下手だと効果が激減し、フォームが乱れる

筋トレは最大限の力を出し切った上で重量・回数を更新していく積み重ねで成長していけます。

ですが、合トレでは補助者に頼ってしまい、本来であれば自力で挙がるものを妥協してしまうリスクがあるでしょう。

補助も相手の力に合わせて調整する必要があるので、簡単ではありません。

メリットばかりに思える補助ですが、実践するのは想像以上に難しいので、逆効果になってしまう可能性も十分にあります。

自分のペースでやれない

合トレをするときは普段の自分のペースでやれないため、不完全燃焼に終わる可能性があります。

インターバルの取り方や次のセットに入るまでの準備は、筋トレの質そのものに影響してくる重要な要素。

そこをいつものペースでやれないが故に、本来の力を発揮できず十分なボリューム、パンプ感を得られず終わってしまうリスクがあります。

くわえて、インターバル中に補助をしなければならない、となると自分のペースでやるのは難しい。

人によっては合トレのメリットを消し去ってしまう程のデメリットかもしれませんね。

楽しくやるなら合トレはおすすめだけど、効果を出したいなら一人でやるほうがいいってことか。

「合トレのデメリットは理解できた。それでも俺は他の人と差別化を図るためにも合トレをして最短距離で成長したい!」

このようなことを考えている方のために、合トレのデメリットを減少させて効果を最大限に発揮するための条件を解説します。

合トレの効果を最大限に発揮するためには?

限定的にはなりますが、合トレのデメリットをなくし、効果を最大限に発揮するための条件を解説していきます。

人と差別化を図り、ドンドン成長していきたい方は参考にしてみてください。

自分よりもレベルの高い人とやる

自分よりもレベルの高い人と行う合トレは、筋トレの質を上げることに直結します。

理由はこちらです。

  • 種目のバリエーション、フォームの感覚を学べる
  • 動作テンポ・呼吸・力の出し方など細かいテクニックを学べる
  • 客観的な指摘をもらえるので悪い部分を改善していける

一緒に筋トレをして学べる部分は多いので、自身の筋トレをレベルアップできる良い機会となるでしょう。

ただし、レベルの高い人からすれば得られるものは少ないので、お願いをする必要がありますね。

同じパートナーと頻度高く行う

同じパートナーと毎回のように合トレをできるのであれば、合トレのデメリットを感じずに筋トレができます。

その理由はこちらです。

  • お互いの動作テンポ、細かい感覚を把握しているので効果的な補助ができる
  • 種目を固定化できるので、不慣れな種目をやることがない
  • 力を出し切った充実した筋トレが積み重ねられる

お互いのテンポや感覚を把握している上での補助は、一人では出し切れない力を発揮しやすいので、純粋に筋トレの質を上げられます。

くわえて、相手のインターバルやリズムを把握しているので、ストレスなく行えるでしょう。

ですが、スケジュールを合わせるのも簡単ではないので、あまり現実的な方法とは言えないかもしれませんね。

それでも、なんだかんだ切磋琢磨してやれる合トレは、一人でやるよりも効果が期待できる気がするんだよな。

このようなことを考える方もいると思います。

ここからは合トレに頼らず、一人で行う筋トレの効果を上げる方法を解説します。

合トレに頼らず一人で行う筋トレの効果を上げる方法

多くの方は、一人で筋トレをやる場合が多いと思います。

一人で行う筋トレの内容や質を良くしていければ、合トレに頼らずとも良い積み重ねができるので、結果的に最短距離で身体を変えられるでしょう。

それでは早速、解説していきます。

筋トレノートを書く

筋トレノートとは、毎回の筋トレで

  • 種目
  • 回数
  • 重量

を記録するノートです。

筋トレノートで効果が上がる理由はこちら。

  • 前回の自分の記録を超えようとするため、妥協のない筋トレができる
  • 記憶ではなく記録に残しておくことで明確な目標意識が生まれる

合トレのように、誰かが声をかけてくれる状況があると、人は力を発揮できます。

一人のときはそれがないので、自分で超えるべき目標設定を明確にして1セットに望むことで界まで力を出し切れる可能性が上昇するでしょう。

前回の自分を超えるために自ら追い込める姿勢を身に付けられると、グッと筋トレの効果を上げられますよ。

そのために、筋トレノートを活用していきましょう。

マシンを効果的に利用する

合トレは補助者がいるため、普段扱わない重量に挑戦できますが、マシンをうまく利用すればこれが一人でも行えます。

マシンは安全面を考慮して、ストッパーが付いています。

それを利用して可動域を制限しながら行うと、安全に重量に挑戦することが可能です。

合トレとは違って、一人で重量に挑戦するからこそ、緊張感や危機感が芽生えた良い筋トレにすることができますよ。

テクニックを用いる

一人で力を出し切るために使えるテクニックはこちらです。

レストポーズ:挙がらなくなった段階で10秒ほどの休憩を挟み、再び動作を繰り返す

ドロップセット:挙がらなくなった段階で重量を軽くして、再び動作を繰り返す

 

どちらも力を出し切った後に少し回復を促し、数回挙げにいくので、キツイですが筋肉に対する負荷は大きくなります。

種目の最後の方に少し軽めの重量で、筋肉に効かせながら行うと安全に効果を実感しやすいですよ。

筋トレは継続が重要

筋トレは、継続をすることで効果を実感できます。

1回の筋トレでどれだけやり切れるかも重要ですが、それを継続的に行えるか?これも重要なポイントとなります。

理想は、一人でやる筋トレの質と内容を良くしていくことではないでしょうか。

伸び悩んでいる方におすすめなのが、パーソナルトレーニングです。

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