こんな疑問にお答えします。
ニコライ堂トレーニングベルトはエイジングを楽しめる唯一無二のトレーニングギア。
自分の『筋トレの歴史を物体で感じたい方』にはめちゃくちゃオススメの一品です。
これほど高い代物なのに、ネットに情報があまり転がっていないので、詳しくレビューをしていきたいと思います。
- ニコライ堂トレーニングベルトに興味がある人
- 購入するか検討している人
- 実際に使っている人の感想を聞きたい
こんな人は参考にしてください!
ニコライ堂トレーニングベルトとは
かつて御茶ノ水に『ニコライ堂靴店』という靴店があり、そこで手縫いの革製トレーニングベルトがつくられていました。(1965年くらいから1993-1994年頃まで)
店主の革職人 松澤義光氏 が手がけた手縫いの革ベルトは、国内外の一流ウェイトリフターや、ボディビルダー・パワーリフターから絶賛され、しっかりとした手作りの革ベルトの締め心地で「硬いのに軟らかい」しっくりと体に馴染むものでした。
松澤氏に「良くできている」とお墨付きをいただいた職人がUESAKAベルトとニコライ堂ベルトを作っております。https://www.uesaka.co.jp/p1/belt/ UESAKAホームページより引用
ニコライ堂トレーニングベルトは、UESAKAが販売しているトレーニングベルト。
高品質の牛皮革で、一本一本丁寧に手作りをしているのが、最大の特徴です。
おそらくですが、完全受注販売なので、注文してからかなり時間がかかります。
私が注文したときは、7カ月待ちくらいでした。
時期によっては、数年待ちになることもあるそう。
ニコライ堂のベルト5年待ち
待てるけど2本目のベルトは
ウエサカ😍楽しみだ— 仁 (@OHYEAH_JIN) October 20, 2017
たくさんの予約が入っており、職人さんが丁寧に作っているため、納期に時間がかかるわけです。
ですが、納期に時間かかる感じが、プレミアム感を演出していて、そそられますよね。
ニコライ堂トレーニングベルトの魅力とは?
ニコライ堂トレーニングベルトの魅力は、なんといっても良い物を長く使えることです。
カッコよく言えば、「エイジングを楽しめる」わけなんですよね。
見てください、このエイジング感。
半端じゃないくらい、そそられませんか?
ホームページから引用させてもらった画像になるのですが、これだけ長く良い物を使えることが最大の魅力ですね。
筋トレって、ずっと続けるものじゃないですか?
自分がやってきた筋トレの歴史を、物体で感じられる一品だと思うんですよね。
壊れてしまう可能性は0ではないので、ずっと使えるかは分かりません。
ですが、自分だけのベルトに育てていけるのが、ニコライ堂トレーニングベルトの大きな魅力だと感じています。
ニコライ堂トレーニングベルトが届いた
約7カ月待ち続けて、やっと届きました。
現物を見た感想は「革の匂いがスゴイ!」でした。
もちろん革の知識なんてありませんし、良さを判断できる目は持ち合わせていませんが、とにかく革の匂いがスゴイ。
私はわりと革の匂いが好きなので、ずっと嗅いでいられるような素敵な革の匂い。
作りとしては、他のトレーニングベルトと大きな差はありませんが、流石に6万円を支払っただけあって、上質な感じに思えてきます。
実際に使ってみた感想
実際に使ってみて、1ヶ月ほど経過しました。
最初は革が硬く、少し使い心地が悪かったのですが、革がほぐれてきて少しずつフィット感が増してきた気がします。
私は、これまで鬼ベルトのレバーアクションベルトを使っていました。
こちらと、ニコライ堂トレーニングベルトを比べて感じた点は、こちらです。
- おへそあたりのスッキリ感がある
- 高重量種目の安定性には欠ける
- 着けている際の違和感は少ない
ひとつずつ詳しく解説していきます。
おへそあたりのスッキリ感がある
ニコライ堂トレーニングベルトはフロント部分がスッキリしているので、腹部の窮屈感はありません。
腰に沿ったアーチ型の形状をしているので、腰周りの補助は感じられます。
ダンベルフライのような座った体勢からスタートする種目は、レバーアクションベルトのようなごついベルトだとお腹まわりの窮屈感が強いんですよね。
ですが、ニコライ堂トレーニングベルトは腹部の前がスッキリしていて、腰周りはしっかり補助してくれるので、姿勢の維持が楽。
レバーアクションベルトと比べると、どんな種目も万能に行えるイメージ。
高重量種目の安定性には欠ける
ニコライ堂トレーニングベルトはレバーアクションベルトに比べると、腰のサポートが弱い。
なので、スクワットなどの高重量種目の安定性に欠けます。
私は実際に、ニコライ堂トレーニングベルトに変えてからスクワットの記録が2,3回落ちました。
ただし、これは私のスクワットのフォームが腹圧に頼るやり方だったのが原因でもあります。
レバーアクションベルトの安定性に頼りすぎていたのでしょうね。
- 腰を痛めがちな人
- スクワットなどの高重量種目で強い安定性が欲しい人
このような人は、レバーアクションベルトとニコライ堂トレーニングベルトを使い分けるといいかもしれませんね。
着けている際の違和感は少ない
レバーアクションベルトに比べて、重さも軽く、着用感もスッキリしているので、着用時の違和感は少ない。
重量を扱う種目よりも、ボディメイクの種目を中心に行う人は満足して使えると思います。
ニコライ堂トレーニングベルトは、鈴木雅さんや相澤隼人さんも使っているベルト。
しかも、スクワットでガンガンに高重量も行っています。
なので、トレーニングが上手な方であれば、高重量の種目も問題なく使用できるトレーニングベルトといえるでしょう。
購入する前に知っておきたいポイント
ニコライ堂トレーニングベルトはそこそこの値段がする割に情報が少ない。
私自身も、購入する前にいろんな媒体で検索をかけて情報収集をしました。
そこで、ニコライ堂トレーニングベルトを検討している方や購入しようと考えている方向けに、知っておきたいポイントをまとめていきます。
- 納期は半年以上かかる
- 無料でベルトに名前を彫ってもらうことが可能
- 返信はないが心配しなくていい
ひとつずつ詳しく解説していきます。
納期は半年以上かかる
ニコライ堂トレーニングベルトは職人さんの手によって作られているので、納期に時間がかかります。
「欲しい!」と思ってもすぐに手に入る代物ではないので、購入を検討している方は、早めに購入の依頼をしましょう。
とはいっても、初めてベルトを購入する方は、ニコライ堂トレーニングベルトが届くまでに使うベルトがなくて困ると思います。
そこで、おすすめのトレーニングベルトがこちらです。
ハービンジャーのトレーニングベルトは革製のベルトではありませんが、締め付けを調整できて、しっかりと腰を保護してくれます。
トレーニングベルトとしては、値段もかなりお得なので、コスパが良い商品。
ニコライ堂トレーニングベルトが届くまではこれでトレーニングを行っても、全く問題はないでしょう。
無料でベルトに名前を彫ってもらうことが可能
ニコライ堂トレーニングベルトはベルトに名前を彫ってもらえます。
名前を彫れることはホームページには書いておらず、注文の依頼をした際にも、名前を彫るかどうかは聞かれません。
なので、自分から依頼する必要があります。
無料で名前を彫ってくれるので、お願いした方が得だと思いますね。
知らないとお願いすることもできない情報なので、ぜひ活用してください。
返信はないが心配しなくていい
ニコライ堂トレーニングベルトはホームページからメールで注文できますが、返信はありません。
Twitterで検索すると、返信がないことに焦っている方が多くいます。
ニコライ堂のベルト欲しいんですけどってメールしたけど返信すらない。。。しょぼーん(´・ω・`)
— しゅみ (@jitenshazuki) September 4, 2017
私も注文をした際になにも返信がなく、心配になったため、電話をして確認をしました。
すると「注文は承っている」ことを伝えられたので、返信はありませんが、注文メールを送信した時点で一応注文完了になっているそうです。
注文をして半年くらい経過すると、生産に入るので、入金してもらえるように伝えられます。
なので、注文メールを送信しても返信はありませんが、注文は承っているそうなので、心配せずひたすらに待ちましょう。
道具に愛着を持ちたい人におすすめの一品
ニコライ堂トレーニングベルトを使用して、1ヶ月ほど経ちますがぶっちゃけ『メチャクチャ良い!』という感じはありません。
- 私の感覚が鈍い
- ベルトの恩恵を得るほどトレーニングの技術がない
などの要因もあると思います。
ですが、半年も待って、高いお金を支払っただけあって、メチャクチャ愛着をもって使用できています。
くわえて、上質な革に染み込む自分の汗で、ベルトがエイジングしていく感じを楽しめています。
たかがベルト、されどベルト。
ずっと筋トレを続けていくのであれば、筋トレの歴史を感じられる道具が欲しいものです。
ニコライ堂トレーニングベルトはそんな愛着を持てる一品なので、気になった人はホームページを覗いてみてください。
https://www.uesaka.co.jp/p1/belt/
追記:使い始めて半年が経過
ニコライ堂トレーニングベルトを使い続けて半年が経過しましたが、初期に比べてメチャクチャ馴染んできて使いやすくなってきました。
高重量の種目を行っても、サポート不足を感じることも少なく、満足に行うことができています。
単縦に慣れたのか、ベルトが身体にフィットし、違和感がなくなったのかはわかりませんがね。
レベーアクションベルトに比べて、革の厚みやサポートが少ない分、うまく腹圧を入れつつ、身体の使い方を意識できています。
くわえて、使えば使うほどエイジングして馴染んでくるのが感じられるので、日に日に愛着が湧いてきている感じです。